こんにちは。サービス事務の安髙です♪
侍ジャパンがやってくれましたね!!!WBCの決勝戦で全員がメジャーリーガーという強豪アメリカを下し、2009年以来3大会ぶりの世界一に輝きました!
7戦全勝で掴んだ頂点。歴史的快挙に日本中が歓喜の渦に包まれました\(^o^)/
最後を締めくくった「二刀流」の大谷翔平選手はさることながら、数多くのファインプレーを見せてくれたラーズ・ヌートバー選手、準決勝でのサヨナラ勝ちを決め、決勝でもホームランを放った村上宗隆選手など、本当に夢のようなチームでしたね。
私はいわゆる“にわかファン”でしたが、すっかり虜になり、準決勝と決勝は録画してしまうほどでした( *´艸`)
選手一人ひとりがチームのため、日本のために全力で戦う姿には心を打たれました。本当におめでとうございます!!たくさんの感動をありがとうございました(*^^*)
さて、今回はF30 320dの冷却水漏れ修理を中堅メカニックの佐藤君から紹介してもらいたいと思います(^^)v
はい、今年の夏から4年目のメカニック佐藤です!
今回作業させていただく箇所は写真中央にある「ヘッド横のクーラントパイプ」です!
こちらのパイプは、位置は違いますがガソリン車のN42・N46エンジンにも取り付けられていて樹脂製なので、漏れやすい箇所の一つです。劣化には十分気を付けなくてはいけませんね(; ・`д・´)
N42・N46エンジンでは比較的簡単に交換ができますが、ディーゼルのB47エンジンはパイプを取り付けているボルトがインマニの下に1本付いている為、インマニの脱着が必要になります。これはなかなか大掛かりな作業になりそうです(@_@;)
ボルトやセンサー類を外し、なんとかインマニ兼サージタンクが外れました。
改めて見てみるとクーラントパイプの下が湿っていますね(゜-゜)
外して確認してみましょう。
下の外したパイプをよく見ると、とても長いヒビがあるのが分かりますでしょうか?
どうやらここから漏れていたようですね(・_・;)
確認もできたので今度は組み付けていきましょう。
まず外したインマニのブロック側の表面をオイルストーンで磨きます(`・ω・´)
続いてインマニのガスケットを新品に交換します。
劣化したガスケットを再使用すると、そこから余分な空気を吸ってしまってエンジン内の空気量の計算が合わなくなり、エンジン不調を起こす原因となりますので、インマニ脱着時は必ず交換が必要です。
そして、満を持してインマニを取り付けます!
インマニが元の位置に収まりました(^^)/
最後にラジエターから伸びるアッパーホースをパイプに接続するのですが、ここで見えない注意点があります。それはアッパーホースの接続部分の内側にOリングがあるということです(゜-゜)
こちらもゴムなので劣化します。せっかくパイプを換えたのにまた接続部分で漏れてしまっては元も子もありません(; ・`д・´) もちろんОリングも新品に交換します。
古いOリングの太さを測ってみると、約3.3㎜。
一方新しいOリングは 約4.0㎜。その差おおよそ0.7mm程!この違いがとても大きい。水は少しの隙間でも通ってきてしまいますからね、、、(@_@;)
Oリングを交換し、すべての部品を組み付け元通りにしたら、冷却水を補充してエア抜き開始です!
インマニを外したので、エンジンをかける瞬間は上手くエンジンがかかるか不安でドキドキします。きっと何回この作業をしてもこの瞬間はドキドキすると思います(*_*)
しかし、ここで不安を抱かなくなってしまってはいけないと思いますので、この気持ちは大事にしていこうと思います!
結果、エンジンは上手く回りエア吸いもありませんでした。
冷却水も上手く循環できているみたいで一安心(^^) それでも最後まで気は抜けません!
その後漏れた冷却水の掃除→試運転→温間時の漏れチェック→冷間時の漏れチェックを順番に行い、後日最終チェックをして無事完了です!
ここでようやく肩の荷が取れて、安心できました(*^_^*)
佐藤君、ありがとうございました♪
4年目でも緊張するものなんですね。これからも頑張ってください(*^^)v
すっかり春めいて、各地で桜の便りが届き始めましたね。街がピンク色に染まるこの季節が私は大好きです(*^^*)
桜スイーツも毎年の楽しみなので、目で見て味わって春を堪能しようと思います(*´ω`*)
皆さんも事故等には気をつけてお出掛けくださいね。
それではまた次回、お会いしましょう(^^)/